ミクス登山部、富士山に挑む。下山編。
2009/08/27
コンニチハ、ハマザキですよ。
さあいよいよミクス登山部の富士山挑戦、最終章「下山編」ですよ。行ってみよう!
午前6時。登山部メンバーは下山の覚悟を決めました。なにがツライってここからまた自分の足で富士山を降りなきゃいけないことですよダンナ。経験者のかたは言いました。「下山は2時間くらいだよ」。 ・・・・・絶対だな?それは絶対なのだな??
下山道は登山道とは別の道です。足場は主に土と小さな石がごろごろしています。
とりあえずご来光を見てテンション上がっているメンバー。ロッククライミングな登山を思い出せば、下山なんて優しいんじゃね?というカンジでした。でもそんなの最初の10分間だけでしたよ・・・。
もう、ぐったり。歩くのイヤー。
登山部部長のアッキーに至っては、八合目を登ったあたりからずっと頭痛な高山病でございました。
「孫悟空が悪いことをした時、頭にはめられた緊箍環が締まる感覚ですごく頭が痛い・・・」 わ、わかりにくい比喩表現。というかそもそも孫悟空になったことねぇし。
登山の時は登り始めた時間帯が遅かったので問題なかったんですが、さっき太陽が出たばかりの富士山を下山しているため、
日焼けがヤバイ。すごい日差し。女子は完全防備ですよ。もう日焼けなんてしたら命取りの年齢なの、カンベンして。
というか歩きにくくて歩きにくくて、参りましたよ。降参降参。 こ、股関節が・・・外れる・・・。結局下山も休み休み。
ずっと向こうに見える数々の山小屋を通過し、そのもっともっと上に進んだ昨日。
でもこうやって下から見ると、全然遠くに見えませんね。ものそい近くに見えます。昨日もそう思いながら登ったけれど、全然到着しなかったけどな。
そして。
やっと。スタートした地点に戻ってこれました。無事生還です。
信じられない。頂上には行けませんでしたが、3776m・日本一と言われておる富士山を、登って降りることができました。自分たちの足のみで。あ、五合目からですが!でもそんな根性、わたしにあったのですね・・・。富士山に登ったことより、ご来光を見たことより、自分の足で登って降りて来られたことにワタクシ、感動いたしましたのですよ。どんだけ自分がすきなのか。ところで時間は11:30になっていました。下山に5時間半かかったよ。おかしいな2時間って聞いてたのに。また裏切られた。
わたしが頑張れたことのひとつに、帰りの温泉があります。
ここでなりーと合流しましたよ。実はなりー、ここから車で小1時間のところにお住まいなのです。
実はなりーも5,6年前に富士山を制覇したひとり。彼女も無理矢理連れて行かれたクチだったようですよ。 もう二度と嫌だ!ということで、今回ミクス登山部に入部しませんでした。今ならその気持ち、痛いほどわかる。
これでもかという勢いで温泉に浸かりまくったわたしたち。もちろんおいしいご飯も頂きましたよ。本当にありがたかったです。
はいアッキー部長は高山病のため頭痛がすごくてまだこのような表情。彼は下山した日の翌々日まで高山病が完治しませんでした。それって大丈夫なの?
つらい以外なにものでもなかった富士登山。なんでここにいるのかと思った富士登山。てゆーかもう二度と登らねぇ!と思った富士登山。終わってみれば不思議と全部良い思い出に変わりました。あらいやだキレイごとよこれはキレイごとだわ。でも。あの時の過酷な状況を思い出すたび今の生活に感謝したくなります。下界では山での不自由さは何もない。車もなんて便利なのか。富士山では山小屋まで運ぶため水や食べ物がものそい貴重で、色々不自由なことがありました。でも帰ってこれば、蛇口をひねればザーッと水が出る。街にはたくさんの食べ物がある。なんてありがたいんだろう。
あのものすごい過酷な体験以上の体験って、この先きっとないでしょう。だってもう修行だったってアレは。なんの修行なのか。いやオーバーではなく、マジで。ホントに。
個人的にはご来光より、絶景の星空のほうが価値があったと思いました。ご来光は写真撮影で残せても、星空は光量不足で写真に写らなかったので。あの場所に行かなきゃ見る手段がないのですよ。
さて。これから富士山登山をお考えのかたに、わたしたちの体験や失敗をもとに僭越ながら。
・登山口を出発するのは午前中がベスト。
・・・・・もうこれはわたしたちの登山をブログでご覧頂ければ
一目瞭然ですよ。
間違っても正午過ぎとかはやめたほうがよいです。
・水はペットボトル500mlがオススメ。
・・・・・いくら富士山で販売しているドリンクが少々高かろうと、
2リットルのお水よりもお金のほうが全然軽い。
なくなったら買えばいいんです。
荷物は軽ければ軽いほうが体力奪われません。
アッキー部長は途中のトイレで水を捨ててました。
・登山靴には防水スプレーを、軍手は最低2セット用意。
・・・・・わたしたちは登山最初に雨に降られ、
みるみる靴が雨で染みて靴下まで濡れました。
富士山は寒いので、手足が濡れると確実に冷え
体力を奪われます。
・酸素はタブレット酸素がオススメ。
・・・・・吸うタイプの酸素はあまり巧く酸素を体内に
入れられないようです。水に入れるタイプの酸素は
トイレが限られている登山ではトイレが近くなり
女子は特に致命的です。
・100円玉を10枚は用意しよう。
・・・・・富士山にある全てのトイレは100円のチップが
必要です。
・カイロは貼るタイプと揉むタイプ両方を!
・・・・・寒くなったら背中に貼るとかなり寒さをしのげます。
基本夏なんでカイロを持っていくという発想が
なかなか起きないのですが、持って行くと重宝。
・ライトは頭につけるタイプを!
・・・・・手に持つ懐中電灯はロッククライミング状態の時に
不便です。
・杖は必需品。
・・・・・「別に今後登山やる予定ないし、富士山だけの
ために購入しなくてもいいかな」なんて思わず、
用意してください。2本あるとなおベスト。
五合目にも売ってます。あるとマジでラクです。
・心配な人は高山病予防薬を。
・・・・・お医者さんで処方してくれるようです。
心配な人は先に飲んでおくと安心かもです。
・富士山を降りたら温泉に!
・・・・・帰りの運転や翌日の疲れが全然違います!
しっかりその日のうちに軽減させることができるので
富士山と温泉は必ずセットで!
あと・・・気圧の関係で・・・プゥがたくさん出ます。気圧で腸にガスが溜まるんですね。気にせずプゥを出せる人たちと登るとよいかもしれませんよ。ちなみにわたしたちはそんな基礎知識を知らなかった初心者4人組でしたので、みんなそれぞれ言い出せず、かなり我慢してました。からだにわるい。
なんだかんだ書きましたが。わたしはむやみやたら気軽に富士登山を人に勧められません。過酷でしたので。どんくらい過酷だったかって、帰ってきたら出発前より体重が3kg近く減っていました。全然お気軽じゃないダイエット。
というわけで。ミクス登山部は廃部となりました。
ではまた。
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